『ボヘミアンラプソディ』は、1975年にリリースされたクイーン『オペラ座の夜』の収録曲。
『ボヘミアンラプソディ』のタイトルには、どんな意味が込められているのでしょうか。
そしてフレディ・マーキュリーさんは『ボヘミアンラプソディ』を通して、何を訴えたかったのでしょうか。
そこでこちらの記事では、『ボヘミアンラプソディ』のタイトルの意味、歌詞の解釈をご紹介していきます。
ボヘミアンラプソディのタイトルの本当の意味は?
LUXURY DISEASEを初めて聴いた時
"めっちゃQueenじゃん…Taka、ボヘミアン・ラプソディはまってるって言ってたもんな…"って思ったけど、やっぱり多大な影響受けてたって知れて良かった。私もボヘミアン・ラプソディ観たあとしばらく返事は「エーオ!!!!」だったよ😌
(天才と無能の影響の受け方の差w) pic.twitter.com/PReuqxh3lx— ぴよ@埼玉1日目 (@oor_py) April 19, 2023
『ボヘミアンラプソディ』の意味は、自由奔放な狂詩曲。
Bohemian(ボヘミアン)とは、移動型民族・放浪者を意味し、チェコスロバキアのボヘミアン地方にそのような民族が多くいたのが由来。
別の意味で、自由奔放に生きる芸術家や知識人を指すことがあります。
そしてRhapsody(ラプソディ)は狂詩曲のことです。
よって、『ボヘミアンラプソディ』は、自由な形式でありのままの内容を、表現した楽曲になります。
ボヘミアンラプソディの歌詞の解釈を紹介!
『ボヘミアン・ラプソディ』が4/21「金ロー」に登場、こがけんが見どころ解説 https://t.co/uMORPwPBSs pic.twitter.com/amAsHeTBop
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) April 17, 2023
では、こちらでは『ボヘミアンラプソディ』の歌詞の解釈をご紹介していきます。
『ボヘミアンラプソディ』は、自由奔放に生きる青年が主人公。
そんな主人公は何かのきっかけで人を殺してしまいます。
自身で殺人を犯したとはいえ、自分の身に起こっている現実を認めたくない、幻覚であってほしいと願ったり、絶望を感じる出来事があっても落ち込んではいけない、自由奔放に生きてきたから、いろいろある、深刻に捉えるのはやめようという強がりの狭間で葛藤します。
しかし主人公は、やはり人をを殺したという事の重大さに気づき、殺人を犯してしまってから、全てを失ったことを後悔します。
時間が経過するにつれ、罪の重さを自覚する主人公。
これから自分が受けるであろう罰に対しての恐怖に背筋が震え、痛みを感じ始めます。
殺人という取返しのつかないことをしてしまったけれど、母親には"自分が帰ってこなくても、幸せに暮らしてほしい"と願い、みんなに別れを告げ、罰を受ける覚悟をします。
そして、
- 自分が死ぬことになっても運命は変わらないけど死にたくないと葛藤
- こんな末路をたどるなら、生まれて来なければよかったという後悔
- 誰にも愛されていないと感じ、境遇を悲観し、不遇な運命から、自分を救ってほしいという心の叫び
- 最期の命乞いをするものの、罰を与えようとする存在と命乞いをする側の対立
など、さまざまな感情を抱き、最終的には
- 自分を捨てていく相手から逃げ出して、自由を求める
- 深刻に考えるのをやめ、なるようになるさと自由奔放に生きることを選択
する、という最後になっています。
歌詞は何のカミングアウト?
来週の金ロー、ボヘミアンラプソディだと〜〜〜!?!!?!!!? pic.twitter.com/DKPPEcNGBA
— ran (@amaino_0) April 14, 2023
『ボヘミアンラプソディ』は、フレディ・マーキュリーさん自身の生い立ちや性指向の悩みをありのままカミングアウトしたと考えられます。
フレディ・マーキュリーさんはタンザニアで生まれますが、父親がインド人であったため幼少期をインドで過ごします。
その後16歳でタンザニアに戻りましたが、国の混乱から逃れるためイギリスに移住したのです。
フレディ・マーキュリーさんの移民生活が、ボヘミアンと重なったのかもしれません。
フレディ・マーキュリーさんは、バイセクシャルだったと語っています。
しかし、ロックミュージシャンのイメージを守るため、本当の自分を押し殺して音楽活動をしていたのではと考えられます。
なので歌詞の中の"殺人"というのは、
- 本当の自分の気持ちを押し殺す
という意味なのではないかと考えられます。
つらい生い立ちや悩みを捨てて、自由に生きたいという想いを歌ったのではないでしょうか。
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まとめ
今日(4/17)は #クイーンの日⚜️
“伝説のバンド”クイーン
初来日から今日で 4️⃣8️⃣年👏🇯🇵武道館を熱狂させた
“白鷺ルック”も完全再現✨『#ボヘミアンラプソディ』を観て
あの頃にタイムスリップ‼https://t.co/bIfmNNAXve pic.twitter.com/LiljkfFY36— 20世紀スタジオ (@20thcenturyjp) April 17, 2023
『ボヘミアンラプソディ』のタイトルの意味、歌詞の解釈を紹介してきました。
まとめると以下のようになります。
『ボヘミアンラプソディ』の意味は、自由奔放な狂詩曲
『ボヘミアンラプソディ』の意味の歌詞の解釈
不遇な環境で育った主人公が、自身の未熟さから殺人を犯してしまい時間が経つにつれ、事の重大さに気づいていきます。
罰を受ける決意をしますが、死にたくないという感情が沸き、悪魔に魂を売ってでも生きたいと悪あがきをしはじめるのです。
愛情を注いでおきながら、自分を見捨てようとする人たちを自ら捨て、結局、自由に生きることを選んでいきます。
『ボヘミアンラプソディ』の歌詞は何のカミングアウト
フレディ・マーキュリーさん自身の、生い立ちや性指向の悩みをありのままカミングアウト
『ボヘミアンラプソディ』は不遇な境遇や性指向と葛藤しながらも、生き方を貫いたフレディ・マーキュリーさんの人生を歌ったのではないでしょうか。
『ボヘミアンラプソディ』はバラード曲の名曲なので、映画とともに触れてみてくださいね。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。