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切手デザイナーの年収はいくら?勤務時間ややりがいも調査!

今はSNSやメールでメッセージを送ったり、受け取るのが主流となった現代でも、手紙やハガキを送る際に必要不可欠な切手。

封筒に何気なく貼っている切手ですが、日本で7人しかいない切手デザイナーが手がけています。

あまり聞き慣れない職業のため、切手デザイナーはどこで働いているのか、年収やどんな勤務形態なのかよく知られていません。

そこで今回は、切手デザイナーの年収ややりがい、勤務形態などについても、調査してみました。

 

切手デザイナーの年収はいくら?

切手デザイナーの年収について、調べてましたがはっきりとした情報はわかりませんでした。

しかし、最近久しぶりに切手デザイナーの求人募集が行わました。

記載されていた求人内容には、月給26万~34万円(入社時点での経験に基づき算定)とありました。

ボーナスも年2回とあり、ここから予想される切手デザイナーの年収は390万~500万円程度ではないか、と考えられます。

デザイナーの平均年収は300万~500万円程度と言われていますので、デザイナーとして平均的な年収ですね。

また、現在の日本経済の状況を考えると、この年収は良い方だと思います。

しかし、デザインが好きでやりがいがあると、給与はあまり気にならないかもしれないですね。

 

切手デザイナーの勤務時間は?

切手デザイナーの勤務時間は、求人内容に8:50~17:50(休憩60分)とありました。

日本郵便株式会社に所属となり、勤務先も東京都大手町にある日本郵便の本社です。

そのため、日本郵便の社員と同じ条件での勤務時間となります。

ただし、デザインするテーマによっては取材へ出かけることもあったり、進捗状況によっては制作時間に追われる事もあるようです。

切手デザイナーの仕事内容を調べると、想像するよりも大変な仕事だと分かりました。

続いて、切手デザイナーのやりがいについてご紹介します。

 

切手デザイナーのやりがいは?

切手デザイナーをやっている方の取材で、「苦労してできたものが郵便局で販売されると嬉しくてやりがいも感じる」とコメントされています。

そこには、発行されるまでにとても時間がかかっているからだと思われます。

新しく発行される切手やハガキのデザインは、発行される月の約10ヶ月前にはプロジェクトがスタートします。

そこからテーマや表現の方向性を決定し、題材にまつわる専門家や有識者に取材やヒアリングを重ねてデザイン案を考えます。

何度も会議を重ね方向性が決まると、ようやく本制作に入るといった流れがあり、デザイン決定までに時間がかかっている事が分かりました。

しかも、発行するためにはさまざまな取り決めや手続きがあるようで、発行日の6ヶ月前にはデザインを完成させなければならないそうです。

デザインする上でも、定められているルールがあり、

  • 料金額の表記
  • 国名表記はローマ字
  • 「日本郵便」という文字を必ず入れる
  • 切手サイズは15ミリ~50ミリ以内

というルールがある事がわかりました。

何気なく購入して使用していた切手やハガキが、こんなに考えられて制作さている事に驚きますね。

また、切手にも考証が必要なようで、実在する花の雄しべの数や、鳥のくちばしの形など事実と違っている表現をしないように気を付けているとの事です。

そのため、デザインが完成すると専門家に確認してもらっているようです。

取材を受けていた切手デザイナーで専門家に確認してもらった後、「たまに最後の最後でデザインを変えなきゃいけないこともあります」と語っていました。

このような苦労の末に、ようやく販売される事になる切手やハガキを店頭で見たら手掛けたデザイナーは、やりがいを感じるのではないでしょうか。

このような話を聞くと普段、何気なく使っている切手のデザインをしっかり確認してみたくなりますね。

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まとめ

今回は切手デザイナーの年収ややりがいなどについて、ご紹介しました。

切手デザイナーに年収は一般的なデザイナーと同じ300万~500万円程度である事が分かりました。

また、デザインが完成するまでいろいろな課程があり、やっと苦労してできたハガキや切手が販売されるとやりがいを感じられるようです。

今はSNSやメールなどで簡単にメッセージが送られる時代ですが、たまには自分の気持ちが相手に伝わる手紙はハガキを書いて切手を使用するのもいいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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