神谷信夫教授がノーベル賞の化学賞(10/5発表)の候補になっています。
ノーベル賞候補の神谷信夫さん教授の経歴が気になりますよね。
また、神谷信夫さん教授がノーベル賞の化学賞候補になった研究内容はどのようなものなのでしょうか。
こちらの記事では神谷信夫教授のすごい経歴と、ノーベル賞の化学賞候補になった研究内容を簡単に分かりやすくご紹介していきます!
神谷信夫の経歴がすごい!
【神谷信夫教授の最終講義】
「光合成・人工光合成」分野の研究を牽引してきた神谷教授の最後の講義ですので、是非ご参加ください!
「あいまいなタンパク質X線結晶構造解析と向き合って」
2019年3月15日(金)15:00〜16:00 @田中記念館ホール#大阪市立大学 #神谷信夫教授 #最終講義 pic.twitter.com/bGPtZZIB7n— 大阪市立大学広報課 (@OCU_PR) March 8, 2019
今回ノーベル賞の化学賞候補になった神谷信夫教授の経歴はこのようになっています。
- 1953年:7月8日生まれ
- 1972年:愛知県立半田高等学校卒
- 1975年:名古屋大学理学部卒
- 1980年:名古屋大大学院理学研究科博士号
- 1984年:高エネルギー物理学研究所客員研究員
- 1985年:理化学研究所研究員
- 1988年:同播磨研究所研究技術開発室室長
- 1991年〜1995年:理化学研究所, 結晶学研究室, 先任研究員
- 1996年〜2004年:理化学研究所で室長等を務める
- 2005年〜:大阪市立大教授
- 2022年現在:大阪市立大学、人工光合成研究センター、名誉教授
神谷信夫これまでの功績は?
神谷信夫教授のこれまでの功績は、受賞歴として、
- 2012年:朝日賞
- 2016年:日本結晶学会賞西川賞
があります。
2012年:朝日賞
植物はどうやって酸素を生み出すのか、光合成の謎を解く鍵となる「マンガンクラスター」という物質の分子構造を解明した研究成果が評価されて受賞しました。
神谷信夫教授のこの研究成果は、2011年4月【電子版】の英科学誌ネイチャーに掲載されたことがきっかけとなって、その後多くの国内メディアにも紹介されました。
また、2011年末には米国科学誌サイエンスで『2011年10大ブレークスルー』の1つに選ばれています。
2016年:日本結晶学会賞西川賞
「放射光X線結晶構造解析による光合成・光化学系IIの水分解・酸素発生機構の解明」
神谷信夫のノーベル賞の化学賞候補の研究内容は?
今年のノーベル賞、2年ぶり日本人に期待 森和俊氏・神谷信夫氏ら https://t.co/ni1q7A5AXa 今年のノーベル賞は10月1日の医学・生理学賞を皮切りに順次、発表される。2年ぶりとなる日本人の受賞はあるのか。各賞の有力候補を探った。■医学・生理学賞10月1日… pic.twitter.com/a7JAdXaMst
— Gnews (@Gnews__) September 29, 2018
神谷信夫教授がノーベル賞の化学賞候補になった研究内容はこちらです。
「岡山大学の沈健仁らのグループが作成したタンパク質複合体(PSII pigment-protein complex、光合成タンパク質)の結晶を、X線照射によって立体構造を解析した」
私たちがこれを読んでも何のことなのか、私たちの生活にどのように影響するのか分かりにくいですよね。
なので分かりやすい表現で解説するとこのようになります。
神谷信夫研究内容を分かりやすく説明すると?
神谷信夫教授が研究しているのは、『人工的な光合成の研究』です。
通常、光合成というと、植物が葉の葉緑体で、太陽光(光エネルギー)を使って、二酸化炭素からグルコースという炭水化物(化学エネルギー)を作り出しますよね。
神谷信夫教授は、この植物が行う光合成を人工的に行うことを生み出し、クリーンエネルギー分野に生かすことが期待されます。
クリーンエネルギーを利用することで、火力発電などによる二酸化炭素排出を減らすことができ、環境への負担を減らすことができます。
まとめ
物理学会大阪支部シンポ…大阪市立大・神谷信夫先生( http://t.co/oLaNTj2PLZ )「光合成から人工光合成へ」 pic.twitter.com/LNCMjPdTHK
— とも (@tomoching) December 21, 2014
こちらの記事では、神谷信夫教授のすごい経歴についてご紹介してきました。
若い頃からコツコツと積み上げてきた努力は本当に尊敬に値しますよね。
また、神谷信夫教授がノーベル賞の化学賞候補になった研究内容を素人でも分かりやすくご紹介してきました。
これからの神谷信夫教授の活躍や、研究内容が私たちの生活をより豊かにしてくれることも楽しみですね!
最後まで神谷信夫教授の経歴やノーベル賞の化学賞候補の研究内容についての記事を読んでいただきありがとうございました。