日本でたった7名しかいない切手デザイナーですが、2024年5月に7年ぶりとなる募集が行われています。
切手デザイナーになるには、どのような資格が必要なのか、どんな仕事をしているのか、あまり知られていないですよね。
切手デザイナーになるには、どのような条件が必要で、募集時期や人数はどのようになっているのでしょうか。
そこでこちらの記事では、切手デザイナーになるにはどうすればいいのか、過去の募集時期なども調査してみました。
切手デザイナーになるには?
本日発売の週刊現代のカラーグラビアページで「切手デザイナーの仕事場」という企画を担当しています。日本に7人しかいない切手デザイナーの仕事を、写真を中心に紹介しています。美しい切手の写真をはじめ、切手の「試し刷り」の印刷指示なども見どころ。林直幸さんの写真もすばらしいです。 pic.twitter.com/r8IVTnFHDg
— 丸尾宗一郎 (@miduwo) April 1, 2024
切手デザイナーになるには、
- 美術系大学または専門学校を卒業している
- Adobe Illustrator及びAdobe Photoshopを使用したデザインの専門知識を有している
- 上記に関する業務の実務経験(アルバイトを含む)を1年以上有している
という条件が提示されています。
また上記の条件をクリアしても、書類審査、実技試験、面接を経て採用者が決定されます。
現在活躍している切手デザイナーの中には、新卒で採用されている方もいますが、ほとんどが中途採用者のようです。
切手デザイナーの募集も少ないため、やっと募集があっても倍率がかなり高いといった声もありました。
デザイン系の仕事は就職するのが難しいイメージですが、本当に大変である事が分かりますね。
続いて、切手デザイナーの募集時期や人数について調べてみました。
切手デザイナーの募集時期や人数は?
日本郵便が、切手デザイナーを募集しています。
日本の切手をつくるのはわずか7人のデザイナーたちで(2024年5月時点)、超レアな職種です。
前回の募集は2017年でした。https://t.co/feJ1kdvng2 pic.twitter.com/zsd36ICEnE
— 公益財団法人 日本郵趣協会 (@kitteclub) May 21, 2024
切手デザイナーの募集時期や人数は、デザイナーが辞めると募集されるようなので募集人数は1名のみが多い事がわかりました。
その為、募集時期も不定期です。
現在活躍している切手デザイナーは、たったの7名。
時期によっては人数が変動している事もあるようですが、基本は5~7名である事もわかりました。
この度2024年5月20日に、7年ぶりの切手デザイナーを募集しています。
今回7年ぶりという事で、過去の求人募集はいつだったのか、調べてみました。
切手デザイナーの過去の求人募集時期はいつだった?
今日3月2日は「ミ(3)ニ(2)」の語呂合わせで、「ミニチュアの日(ミニの日)」だそうです。
「和の食文化シリーズ第1集」切手(2015年発行)は一汁三菜がテーマで、切手デザイナーが自ら紙粘土で献立をミニチュアで制作して、それをもとに温かさが伝わるように切手をデザインしました。 pic.twitter.com/ZWW1pgA3Ph— 切手の博物館 (@kitte_museum) March 1, 2024
切手デザイナーの過去の求人募集時期は不定期に行わており、2009年と2017年でした。
2009年の募集について詳しい事は分かりませんでしたが、2017年は初めてネットなどを使って広く募集をかけた事が分かりました。
このような事から、本当にレアな求人である事が分かりますね。
切手デザイナーになるには、この募集も定期的にチェックする必要もあります。
続いて次回の切手デザイナーの募集時期や人数を予想してみました。
切手デザイナー次の募集時期や人数を予想!
お年玉付年賀はがき・年賀切手の1等賞品には、「切手デザイナー書き下ろしオリジナルフレーム切手シート(非売品)」があります。切手デザイナーは、日本にわずか7名しかいません。
切手の博物館では、直近3年分の「切手デザイナー書き下ろし切手シート」を特別展示いたします。 pic.twitter.com/XlzlR1Ejtg— 切手の博物館 (@kitte_museum) January 27, 2024
次の切手デザイナーの募集時期と人数は、恐らくですが5~6年後で1名のみではないかと予想されます。
それは、切手デザイナーの採用人数は毎回1名である事から、次回も1名のみではないかと推測しました。
また、過去の募集時期を見ると数年単位で行われているので、次回も数年後ではないかと推測されます。
本当に狭き門の切手デザイナーですが、やりがいを感じられる仕事とあって人気があるようです。
2024年5月20日に7年ぶりとなる切手デザイナーの募集をしているので、興味がある方は確認してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
とてもよかった、私は日常的に切手を使っているけれど切手への愛が増して溢れ出た…。日本に8人しかいない切手デザイナーの紹介。他にはない特殊な仕事なので読んでいて面白いし、それぞれがデザインした切手も掲載されていて、私が何シートも買ったあの切手を…この人が…!!と感無量、大興奮。#読了 pic.twitter.com/K7R9paerA2
— megumi kinoshita (@megumikinoshit6) August 1, 2023
今回は切手デザイナーになるにはどんな条件が必要で、いつ募集があるのかについてご紹介してきました。
2024年5月に7年ぶりとなる求人募集が行われた切手デザイナー。
切手デザイナーになるには、美術系の大学や専門学校に卒業し実務経験が1年以上ないと応募ができない事が分かりました。
レアな求人募集である事から、倍率も高いのではないかと予想されますが、切手デザイナーに興味のある方は確認してみてはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。