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ミャクミャクのパクリ疑惑とは?誰が作ったのか誰が選んだのか元ネタや由来も徹底調査!

ミャクミャクは、日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシンボルとして生まれた赤と青の愛くるしいキャラクター。

そのミャクミャクに、パクリ疑惑の噂があるようなんです。

パクリ疑惑にならないよう作る人も選ぶ人も気をつけているはずですが…ミャクミャクは何に似ていてパクリ疑惑が挙がってしまっているのでしょうか。

そこでこの記事では、ミャクミャクのパクリ疑惑についてや、ミャクミャクを作った人と選んだ人、さらに由来や元ネタなど詳しく調査してみました。

 

ミャクミャクのパクリ疑惑とは?

ミャクミャクのパクリ疑惑が出たデザインやキャラクターは

  • 天才芸術家サルバドール・ダリの作品「イースターの目」
  • 「命輝寺」というお寺に記された妖怪(ファンアートなので実在しない)
  • ファイザーマスコットClotty
  • 『妖怪ウォッチ』のキャラクター枝魔目(えだまめ)様
  • 『ゲゲゲの鬼太郎の妖怪』に出てくる妖怪(パロディ画像)
  • お菓子のキャラメルコーンのパッケージ
  • 『ひらけ! ポンキッキ』で大人気キャラクターのムック
  • ドラえもんの後ろ姿

などたくさんありました。

ミャクミャクのパクリ疑惑とは、ミャクミャクの特徴や雰囲気と似ているデザインやキャラクターを見つけた人がSNSに投稿。

その投稿が拡散して、ミャクミャクにパクリ疑惑あるのでは?と多くの人に思われてしまったようです。

しかしファンアートやパロディ画像など、ミャクミャクのパクリ疑惑と無関係の作品が圧倒的。

どの作品も並べて見ると確かにミャクミャクと似ているような気もしますね。

また、たくさんある作品の中でもミャクミャクのパクリ疑惑を一番感じさせたのは、サルバドール・ダリの作品「イースターの目」でした。

「ダリ展」に参加した投稿者がミャクミャクにそっくりだと感じXに投稿したのがきっかけでパクリ疑惑が拡散されたようです。

ミャクミャクとダリの「イースターの目」は

  • 不揃いの球体が数珠のように繋がっている形
  • 球体にある目玉のような形

などの特徴があまりにも似ている為、パクリ疑惑が出たようですね。

しかし、反対に「有名な芸術家からインスパイアを受けたから似てるのでは?」と、パクリ疑惑とは感じてない人も中にはいるようです。

 

パクリ疑惑のミャクミャクは誰が作った?

パクリ疑惑のミャクミャクは誰が作ったのかというと、デザイナーで絵本作家の山下浩平さんです。

『こどもちゃれんじ・ぽけっと』の「はてなくん」のキャラクターデザインや、『まんが 星の王子さま』の漫画を担当しています。

山下浩平さんは公募が始まってから締め切りまで毎晩スケッチを描き、妻と協力しながらミャクミャクを作ったそうですよ。

また、山下浩平さんは1970年の大阪万博が大好きで今回のキャラクターの公募に参加しました。

パクリ疑惑を持たれたミャクミャクですが、山下浩平さんのインタビューによると、

  • デザインする時は、先に細胞をイメージした赤い輪のロゴマークが決まっており、これを利用したヒト型のキャラクターと考えてた
  • ミャクミャクの背面の目は、1970年の大阪万博の太陽の塔からヒントを得た

このようにコメントしていました。

このコメントから分かる通り、ミャクミャクのパクリ疑惑はデマのようですね。

 

パクリ疑惑のミャクミャクは誰が選んだ?

パクリ疑惑のミャクミャクを選んだのは、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会のキャラクターデザイン選考委員のメンバーです。

メンバーは、

  • 座長の原研哉さん(グラフィックデザイナー)
  • 井口皓太さん(映像デザイナー/クリエイティブディレクター)
  • 石川和子さん(一般社団法人日本動画協会理事長)
  • 江口あつみさん(江崎グリコ株式会社執行役員経営企画本部コーポレートコミュニケーション部長)
  • 齋藤精一さん(パノラマティクス主宰クリエイティブディレクターPLLクリエイター)
  • シマダタモツさん(グラフィックデザイナー)
  • 五月女ケイ子さん(イラストレーター/エッセイスト)
  • 中川翔子さん(歌手・タレント)
  • 畠山陽二郎さん(経済産業省商務・サービス審議官)
  • 堀井雄二さん(ドラゴンクエストゲームデザイナー)
  • 守屋貴行さん(Aww,NION代表取締役/プロデューサー)

デザイン審査の審査員は

  • 上西祐理さん(アートディレクター/グラフィックデザイナー)
  • 金田享子さん(公益社団法人日本サインデザイン協会常任理事)
  • 工藤“ワビ”良平さん(アートディレクター)
  • 関本明子さん(グラフィックデザイナー/アートディレクター)
  • 田中里沙さん(事業構想大学院大学学長、宣伝会議取締役)
  • 永井一史さん(公益財団法人日本デザイン振興会理事)
  • 中村至男さん(グラフィックデザイナー)
  • 野村辰寿さん(アニメーション作家、多摩美術大学グラフィックデザイン学科教授)
  • 原田祐馬さん(デザイナー)
  • 平井りゅうじさん(大阪芸術大学キャラクター造形学科教授)
  • 三木健さん(グラフィックデザイナー)
  • 吉岡恵美子さん(キュレーター、京都精華大学副学長)
  • 和田敏克さん(アニメーション作家、東京造形大学アニメーション専攻教授)

この人達です。

ミャクミャクは、応募総数1,898作品の中からこのメンバーによって選ばれました。

座長の原研哉さんは、無印良品の広告制作や、長野冬季オリンピックの開閉会式のプログラム制作を担当した事があるそうですよ。

こんなに信頼のできる人達が選んだなら、ミャクミャクのパクリ疑惑の信憑性は低そうですね。

 

パクリ疑惑のミャクミャクの元ネタは?

パクリ疑惑のミャクミャクの元ネタは、大阪万博のロゴマークでした。

ロゴマークをそのままキャラクターにできないかな?というアイデアからミャクミャクができたそうですよ。

ロゴマークは、シマダタモツさんを含む「TEAM INARI」によってデザインされました。

シマダタモツさんは、1970年の万博のDNAを表現できないかと考えを突き詰めてデザインしたそうですよ。

ロゴマークを作ったシマダタモツさんと、ミャクミャクを作った山下浩平さんは、どちらも1970年の万博からヒントを得ているようですね。

 

パクリ疑惑のミャクミャクの由来

最後にパクリ疑惑のミャクミャクの由来について説明します。

  • 今の多様性の世の中から善き未来の姿をうつし出して欲しい
  • 脈々と受け継がれてきた人間のDNAや知識や技術、歴史や文化など、人間の素晴らしさを未来へ受け継いでほしい

このような願いが込められてミャクミャクは作られたようです。

ミャクミャクの体は

  • 赤い部分は細胞で分裂できる
  • 青い部分は清い水で、自由自在に形を変えられる

このように自由自在に姿を変えることができる事で多様性を象徴しています。

その為、ミャクミャクは万博に関わる全ての人々、一人一人の頭の中で、色々な姿に変化するそうです。

そして、ミャクミャクの名前は万博テーマである、人類文明のつながりや、国際的なつながりを、脈という言葉で表現。

「水と一緒になることで、姿を変えられる」をコンセプトにしてミャクミャクという名前になりました。

とても素敵な由来ですね!

ミャクミャクは、パクリ疑惑として広まるよりも万博の愛されキャラクターとして広まって欲しいなと思いました。

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まとめ

この記事ではミャクミャクのパクリ疑惑についてと、作った人、選んだ人、さらに由来や元ネタなど詳しくご紹介してきました。

ミャクミャクのパクリ疑惑は特徴や雰囲気と似ているデザインやキャラクターを見つけた人がSNSに投稿して拡散したのが原因のようです。

パクリ疑惑のミャクミャクの元ネタは、大阪万博のロゴマークで、山下浩平さんがキャラクターを作りました。

パクリ疑惑のミャクミャクを選んだのは、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会のキャラクターデザイン選考委員の人達です。

パクリ疑惑のミャクミャクの由来は、

  • 今の多様性の世の中から善き未来の姿をうつし出して欲しい
  • 脈々と受け継がれてきた、人間のDNAや知識や技術、歴史や文化など、人間の素晴らしさを未来へ受け継いでほしい

このような願いを込めて作られたそうですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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