ジブリ映画で有名な『耳をすませば』。
松坂桃李さん&清野菜名さん主演で10年後を描いた実写映画が2022年10月14日(金)に公開されていました。
原作の漫画では天沢聖司の夢は画家でしたが、ジブリ映画ではバイオリン職人、実写映画ではチェロ奏者へと変わっています。
天沢聖司と言えばバイオリン職人のイメージが強いですが、なぜ実写ではチェロ奏者になったのでしょうか。
そこでこちらの記事では、『耳をすませば』でなぜ天沢聖司の夢が実写映画でチェロ奏者に変わったのか、その理由や裏話を紹介していきます。
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耳をすませば実写はなぜチェロなのか?
耳をすませばを観てきた
スラムダンクの前売り券が
かっこいい pic.twitter.com/pV2zPvQ7EL— ジョルノ☆お嬢☆☆☆ (@Giorno_onsajo41) November 9, 2022
『耳をすませば』の実写で天沢聖司がバイオリン職人からチェロ奏者に変わった理由は、3つの理由が考えられます。
- 音色が映画のスケールに合うから
- 弾く見た目がバイオリンより画になるから
- 演者にとって練習しやすいから
原作では画家、ジブリではバイオリン職人を目指し、実写ではチェロ奏者を夢見ている天沢聖司。
それぞれの作品で設定が変わっている天沢聖司ですが、なぜ実写ではチェロ奏者へと変わったのか…。
それでは、これらの理由を詳しくご紹介していきます!
音色が映画のスケールに合うから
『耳をすませば』の実写で天沢聖司がバイオリン職人からチェロ奏者に変わった理由は、音色が映画のスケールに合うからではないかと考えられます。
チェロとバイオリンでは、チェロの方が音域が低くなっています。
低い音の方が聴く人にとって心地よく、また、音に深みを感じられます。
実際に実写映画のプロデューサーインタビューでも、はじめは画家の設定でしたが監督から音楽の方がよいというお話があったという内容がありました。
たしかに実写となると絵を描くシーンより音色を奏でるシーンの方が映像としてより伝えやすいですよね。
『耳をすませば』の実写は、ジブリ映画の10年後を描いたとのことで、主人公たちも大人になり、人間性に深みも増しています。
そのため、バイオリンより温かくて深みのある音色を奏でるチェロにすることで、映画にも深みを出し、壮大なスケール感を演出できるからではないでしょうか。
弾く見た目がバイオリンより画になるから
『耳をすませば』の実写で天沢聖司がバイオリン職人からチェロ奏者に変わった理由2つ目は、バイオリンより楽器のサイズが大きくて画にしてもインパクトが強く残るためチェロに変わったのではないかと考えられます。
また、プロディーサーインタビューでも、監督からチェロの方がよいというお話があったとありました。
確かにチェロの方が大きくて画にしても印象が残りやすいし、そんなチェロを演奏している松坂桃李さんは画になりますよね^^
演者にとって練習しやすいから
『耳をすませば』の実写で天沢聖司がバイオリン職人からチェロ奏者に変わった理由3つ目は、チェロの方がバイオリンより練習しやすいというのもあるようです。
- 同じ弦楽器でもチェロは低音を担当する事が多く、バイオリン程早く弾く機会が少ない
- 指板が長い分、細かい音程が取りやすい
などの要素がチェロにはあります。
どの楽器も習得するのは難しいと思いますが、バイオリンはチェロより習得が大変。
短い練習期間で初心者である松坂桃李さんがひと通り弾くことができるようになるには、バイオリンよりチェロの方が習得しやすいのです。
このような理由からバイオリンからチェロへと変わったのではないでしょうか。
『耳をすませば』実写がバイオリンからチェロに変わった裏話!
🎬耳をすませば🎬
観てきました
キュンキュン❤️でした松坂桃李くん、3ヶ月でチェロが弾けるようになったとか
凄いなあ#耳をすませば#松坂桃李 pic.twitter.com/ba7fITrz61— 🍑もも子🍑 (@momotealove0811) October 18, 2022
実写での『耳をすませば』でバイオリンからチェロに変わった裏話が実写映画のプロディーサーインタビューで語られていました。
はじめは漫画原作の画家の設定でしたが、監督の音楽の方が映像で伝えやすいという話があったのは、さきほどの理由でお話しました。
…が、なぜバイオリンではなくチェロになったのか?
音楽の方が映像作品としてよいという話を聞いたプロデューサーはジブリ映画と同じくバイオリンの設定にするかと返したところ、監督から松坂桃李さんがチェロケースを背負ってイタリアの街並みを歩くのはカッコいいのではないかと提案がありました。
たしかに身長183cmの松坂桃李さんがチェロケースを背負う姿はとても似合いますよね!
逆にバイオリンだと、小さく感じられそうです。
このような理由から実写はバイオリンではなくチェロに設定が変わったという事なんですね。
また、こちらもなぜ変更なのか話題になっています。
耳をすませば実写は大コケで爆死?興行収入や観客動員数も気になる!
まとめ
実写版「耳をすませば」では、天沢聖司くんはバイオリン職人ではなく、チェロの奏者を目指している設定になっているらしい。もう並行世界の物語だぬ🎻💦 pic.twitter.com/HhHpboZb5X
— ただのコッペパン (@x_coppe) October 5, 2022
こちらの記事では『耳をすませば』の実写がなぜバイオリンではなくチェロに変わったのかをご紹介してきました。
原作では画家、ジブリ映画ではバイオリン職人、実写映画ではチェロ奏者とそれぞれの作品で異なる夢を追いかけている天沢聖司。
実写では主演の松坂桃李さんがチェロケースを背負うと画になるという理由からチェロ奏者に設定が変わったことがわかりました。
他の実写映画でもさまざまな理由で原作と設定が変わることがありますが、『耳をすませば』ではこのような理由であることがわかりましたね。
松坂桃李さんがチェロを演奏している姿が見られるのはこの『耳をすませば』だけとなりますので、ぜひ見てみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。