辛い流産や死産を繰り返して抗リン脂質抗体症候群と診断され辛い思いをしているあなた。
「なぜ自分だけ…」という気持ちがあるかもしれません。私も同じでした。
そして、同じ抗リン脂質抗体症候群で辛い思いをしている人は芸能人にもいました。
ここでは、抗リン脂質抗体症候群と公表した芸能人をご紹介します。
抗リン脂質抗体症候群とは?
抗リン脂質抗体症候群とは、抗リン脂質抗体という自己抗体が血液中に存在し、血液中にできた血栓がつまる塞栓症や、何度も流産を繰り返す、習慣流産などの妊娠合併症を引き起こす自己免疫疾患のことを指します。
詳しくは、沢山専門サイトがあるので調べてみてください。
抗リン脂質抗体症候群を公表した芸能人①間下このみさん(タレント)
元国民的スターだった間下このみさん(2021.2現在42歳)は、25歳で結婚、26歳で妊娠をしますが、妊娠6か月で死産を経験してしまいます。
その翌年、「抗リン脂質抗体症候群」と診断されながら、治療をしながらそれを乗り越え、女の子を出産しています。
死産などを題材にした「産声のない天使たち」(朝日新聞出版)でその闘病などを語っています。
当時は自宅で自己注射ができる環境はなく、間下さんは、血液をサラサラにして血栓ができないようにする注射を打つために、毎日同じ時間に病院に通ったそうです。
抗リン脂質抗体症候群を公表した芸能人②西真理子さん(モデル)
2人目は、モデルの西真理子さん(2021.2現在35歳)
14歳のときに全身性エリテマトーデスという免疫疾患を患い、2019.11に妊娠6か月頃に死産を経験されています。
(抗リン脂質抗体症候群の半数が、全身性エリテマトーデスを合併しています)
ですが、2021.1.4に妊娠の報告と、2.21.1.6には抗リン脂質抗体症候群のことを、ご自身のアメブロで公表されています。
全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群の治療をしながらのハイリスク妊婦さんとのことで非常に大変ではありますが、元気な赤ちゃんが生まれるといいですね。
2021.4更新
3/28に無事男の子を出産したことをアメブロで報告しています。
おめでとうございます!!
まとめ
ここでは、抗リン脂質抗体症候群を公表した芸能人についてご紹介しました。
身近では同じ疾患の人はいなくても、有名な芸能人の中にも同じ疾患で辛い思いをしている人はいます。
ですが、みなさんその後出産されていたり、再度妊娠されている人もいます。
抗リン脂質抗体症候群は、治療をすれば出産できる可能性が非常に高い疾患。
現在辛い思いをしている人も、正しく診断・治療をして、将来赤ちゃんを抱ける日がくることを祈っています。
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