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fall(映画)はどうやって助かった?最後どうなったのかもネタバレ!

2023年に日本公開された『fall(映画)』は高さ600メートルの鉄塔の頂上にとり残された女性たちの脱出劇を描くスリラー映画。

食料や水、眠るスペースもなく、携帯の電波も届かない鉄塔の頂上で、追い詰められていくベッキーとハンターの二人。

彼女たちはどうやって助かったのでしょうか?

今回は、『fall(映画)』について、どうやって助かったのか、またラストの衝撃的な展開について解説します!

 

fall(映画)はどうやって助かった?

映画『fall』はどうやって助かったかというと、主人公であるベッキーが鉄塔から携帯を落とし、タイマーで父親へ救助を求めるメッセージを送ったことで、駆け付けた救助隊や警察により救助されました。

映画では救助中のシーンは描かれていないため、ヘリコプターを使って降りたのかなど具体的な方法は分からないようになっています。

『fall(映画)』では救助よりもそこまでの過程がテーマとして描かれているため、どうやって助かったか分かるような救助シーンは具体的に描く必要がなかったのかもしれませんね。

 

fall(映画)は最後どうなった?

『fall(映画)』のラストでは、ベッキーと一緒に取り残され、ずっと励ましあっていたハンターが、実はとっくに死亡しており、ベッキーはずっとハンターの幻と話していたことが判明します。

この衝撃的な展開には、いくつかの伏線が仕掛けられています。

最後までの主な流れは次の通り。

  • ベッキーは夫が山でのクライミング中に事故死しており、その死を受け入れられない生活をしていた
  • ベッキーが夫の死を乗り越えるために、Youtuberである親友のハンターは、地上600mもの高さを誇る超高層鉄塔の頂上部まで登り、記念の動画撮影を行うという企画へ誘う
  • 二人は恐怖と闘いながら頂上まで登り、記念撮影をした後、ベッキーは夫の遺灰を空に撒いた

そして鉄塔から降りようとした時に、老朽化したハシゴが崩れ、二人は頂上に取り残されてしまうのです。

水や食料を落とし、救助を呼ぼうにも頂上は携帯の電波が入りません。

そこでハンターは携帯に救助を呼ぶメッセージを予約して起き、靴に入れて鉄塔の下に落とす作戦を実行しますが、救助は来ませんでした。

次にハンターは落とした鞄の中に撮影用のドローンが入っていることを思い出し、ベッキーが支えるロープを頼りに、ぶら下がりながら鞄を拾いに行きます。

鞄を無事拾い上げ、ハンターが足場に戻ろうとした時にベッキーはロープから手を離してしまいます。

辛うじてぶら下がっていたハンターは、何とか足場まで戻りドローンを使った救助作戦を実行しますが、こちらも失敗。

最後の手段として今度はベッキーの携帯を靴に入れて落とすことにします。

ベッキーがハンターに靴を借りようとすると、ハンターから出来ないという声が帰ってきます。

ベッキーが振り返るとそこには大ケガをしているハンターが居ました。

ベッキーはそこで気が付き、恐る恐る足場の下を覗くと、そこにはさっきロープから手を離したときに落下して死んでいるハンターの死体がありました。

ベッキーはハンターを自分のせいで死なせてしまったことを受け入れられずに、幻と過ごしていたことに気が付きます。

夫の死からも逃げ、ハンターの死からも逃げていたことに気が付いたベッキーはそこから現実と向かい合うことを決意し、携帯を落下の衝撃から守るために、ハンターの死体に入れて落とし、救助されることになりました。

『fall(映画)』では、ベッキーが現実と向き合うということがテーマになっており、映画の最後では、ハンターが途中で死亡し、その後はずっと幻だったというのがわかる衝撃的な展開が描かれています。

 

fall(映画)あらすじ

山でのフリークライミングの最中に夫ダンを落下事故で亡くしたベッキーは、悲しみから抜け出せず1年が経とうとしていました。

ある日、ベッキーを立ち直らせようと親友でYoutuberのハンターが、今は使われていない地上600mのテレビ塔に登り、記念撮影をしようと誘います。

夫が口にしていた「生きることを恐れるな」という言葉を胸に、挑戦を決意するベッキー。

二人は老朽化で足場が不安定になったハシゴを登り、なんとか頂上へたどり着きます。

そこでベッキーは夫との別れのために遺灰を空に撒きました。

その帰り道に、ハシゴが崩れ、二人は鉄塔の頂上に取り残されてしまいます。

それから二人の孤独な戦いが始まるのでした。

携帯を落下させ、救助メッセージを送る作戦に失敗し、信号弾で助けを呼ぶも、集まってきた男たちは二人の車を盗み、去っていきます。

真夜中になり、眠ると落下する恐怖と闘いながらも二人は絶望に追い詰められていきます。

そんな中、ベッキーはハンターの身体にあるタトゥーが、夫との秘密のスラングと同じであることに気が付きます。

ハンターは、夫と不倫していた過去を自白し、ここへ誘ったのも自分であり、全て私のせいだと涙を流して謝罪。

ベッキーはそれを静かに受け入れるしかできませんでした。

ハンターは罪滅ぼしのために、落下のリスクを承知で落とした鞄を拾いに行きます。

何とか拾い上げた鞄の中には撮影用のドローンがありました。

ハンターが足場に戻るときに、ベッキーは彼女を支えていたロープから手を離してしまいます。

何とか自力で戻ってきたハンターは、早速ドローンを飛ばして救助を求めますが、トラックと衝突し、作戦は失敗します。

空には弱った二人を狙うハゲタカが飛び回ります。

最後の手段として、ベッキーは自分の携帯を落下させることに。

携帯に父親へのメッセージを残し、落下の衝撃を吸収するための靴をハンターに借りようとすると、ハンターはそれを拒否します。

不審に思ったベッキーが振り返ると、そこには致命傷を負ったハンターが立っていました。

そしてすべてを察したベッキーが下を覗くと、ロープを離した時に落下して死亡していたハンターの死体がありました。

ベッキーは自分のせいでハンターを死なせたことを認められず、ずっと幻のハンターと会話していたのでした。

ベッキーは現実と向き合い、最後の手段を実行します。

携帯をハンターの死体の中に入れ、鉄塔の下に落下させると、メッセージを受け取った父親が、救助を呼び、無事にベッキーは地上へと帰ってくることが出来たのでした。

 

まとめ

今回は『fall(映画)』のラスト、鉄塔に取り残された主人公がどうやって助かったかについてまとめました。

すでに死亡していた親友の身体に携帯を入れて、電波の届く地上まで落下させるという方法で救助を呼んだことにより、主人公のベッキーは生還することができました。

『fall(映画)』は、どうやって助かったか以外にも、ベッキーのトラウマの乗り越え方や、衝撃的なラストなど見どころ満載の映画でおすすめします!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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