人間と同じように犬にもある加齢臭。
犬の加齢臭は何歳から臭うようになるのでしょうか。
愛する愛犬から加齢臭がしたら悲しいですが、加齢臭は何歳からなのか把握して、具体的な臭いの原因を突き止めて適切な対処方法をすれば犬の加齢臭も抑えることができるんです!
そこでこちらの記事では、犬の加齢臭は何歳からなのか、また老犬がシャンプーしても臭いときの原因や対策方法についてもご紹介していきます。
Contents
犬の加齢臭は何歳から?
犬の加齢臭は何歳からか調べたところ、犬種にもよりますが、大体7歳頃からのようです。
人間よりも寿命の短い犬は、1歳で成犬となり、7〜8歳からはシニアという分類になります。
体の大きさや犬種によっても異なりますが、
- 大型犬の8歳は人間の61歳
- 小型・中型犬の8歳は人間の48歳
に相当すると言われています。
人間の加齢臭は40歳頃以降に出ることが多いので、犬の加齢臭が7歳からというのは妥当なのかなと感じます。
加齢による老犬の変化
犬も加齢によって体の機能が少しずつ衰え、老化現象が出てきます。
犬の老化による具体的な変化は、
- 視力の低下
- 瞳の濁り
- 口臭の変化
- 筋力の低下
- 毛並みやツヤの変化
などがあります。
いつも一緒に生活をしていると変化を感じやすいのではないでしょうか。
人間は40歳を過ぎた頃から加齢現象が出てくるというので、犬も一緒ですね。
犬も高齢化が進んでいる
犬の平均寿命も年々延びており、この40年間で犬の平均寿命は2倍になったと言われています。
1983年の犬の平均寿命は7.5歳。
そして38年後の2021年には14.65歳と2倍になっていることが分かります。
その理由は、
- 飼育環境の進化
- 飼い主がペットを家族の一員と認識するようになった
ことが大きな要因です。
- 家族だからいいものを食べさせたい
- 家の中で一緒に暮らしたい
- 病気になったらすぐ治療を受けさせたい
と、飼い主から大事にされるようになって犬の平均寿命はどんどん上昇。
犬も高齢化が進んでいくことになっています。
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法は?
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法としては、
- こまめにしっかり洗ってすすぐ
- 犬用の消臭スプレーを使用する
- 顔のケアをする
- 口臭ケアをする
- 耳を掃除する
- 肛門を清潔に保つ
ことで犬の加齢臭を軽減したり解消することができます。
ではそれぞれ詳しくご紹介していきます。
こまめにしっかり洗ってすすぐ
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法1つ目は、こまめに洗って乾かすことです。
犬のシャンプーは月に1~2回の頻度でOKと言われていますが、結構汚れは溜まっているもの。
外からの汚れは拭けば落ちますが、体から出る皮脂や排泄物の汚れは、洗い流さなければ落ちません。
それが加齢臭の原因になっている可能性も。
そのため、10日~2週間に1回、自宅シャンプーをすることがオススメです。
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犬用の消臭スプレーを使用する
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法2つ目は、犬用の消臭スプレーを使用することです。
シャンプーで犬に身体に水をかけたりすることは、犬にとって負担になりやすく、老犬ならなおさら。
そのため、もし犬が水をかけることすら嫌がってなかなか身体を洗えない場合は、犬用の消臭スプレーがオススメです。
塩素やアルコール不使用の製品であれば皮膚への負担も抑えられます。
使用方法も、全身にスプレーするか、手のひらに取って身体の毛に揉み込むタイプが多いので、手軽に使用することができますよ!
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顔のケアをする
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法3つ目は、顔のケアをすることです。
老犬は、食べこぼしやよだれなどによって口の周りが汚れやすくなります。
また、老犬は目やにも出やすいので、それが臭いの原因になっている可能性も。
そのため、ウェットティッシュなどでこまめに顔を拭いてあげることで臭いを軽減することができます。
口臭ケアをする
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法4つ目は口臭ケアをすることです。
どうしても加齢に伴って唾液の分泌が落ちたり、咀嚼力が低下すると、
- 口腔内に雑菌もたまりやすくなる
- 口腔内に残った食べかすによって細菌が繁殖
- 歯垢ができて歯周病の原因
になります。
また、歯周病以外にも、
- 口からアンモニア臭がする…腎臓や肝臓の疾患
- 甘いニオイがする…糖尿病
の可能性も考えられます。
マウスクリーナーのような、飲み水に混ぜてお口のケアをしたり、口やコットンにスプレーして拭き取ることで汚れを取り除くものを使用しても良いですね。
耳を掃除する
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法5つ目は耳の掃除をすることです。
耳から臭いを発している場合は、耳垢が溜まって汚れている可能性があります。
耳をよく振る場合は、耳ダニや外耳炎の可能性も。
また、垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れやすいため、臭いが出やすい傾向にあります。
なので、綿棒や拭き取り用クリーナーで掃除をしてあげると、臭いも軽減できるかもしれません。
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肛門を清潔に保つ
老犬の加齢臭でシャンプーしても臭いときの対策方法6つ目は、肛門を清潔に保つことです。
老犬のお尻周辺が臭いときは、肛門腺に分泌液が溜まっている可能性があります。
犬の肛門腺は、強いニオイを発する分泌物が溜まる構造になっています。
分泌物が溜まりすぎるとお尻から臭いがする原因に。
さらに老犬の場合はさらに踏ん張る力も弱まって肛門腺に分泌液が溜まりやすくなることが、臭いの原因になっています。
肛門絞りをして分泌液を出してあげると臭いが軽減しますが、自身でやるのは難しいので、動物病院で絞ってもらうほうが安心ですよ!
犬の加齢臭の原因は?
老犬の加齢臭の原因として考えられるのは、
- アポクリン腺が多い
- 皮膚や毛の汚れ
- 口臭
- 目や耳周りの汚れ
- 排泄物の汚れ
が原因である可能性が大きいです。
ではこれらの老犬の加齢臭の原因について詳しくご紹介していきます。
アポクリン腺が多いから
老犬の加齢臭の原因の1つ目は、アポクリン腺が多いからです。
犬にも人間と同様に
- エクリン腺
- アポクリン腺
という2種類の汗腺があります。
- エクリン腺…サラサラとした汗が出る汗腺
- アポクリン腺…脂肪分を多く含んだ汗を出す汗腺
となっており、アポクリン腺から分泌された汗と皮脂が酸素に触れて酸化することで強い臭いを発します。
犬はこのアポクリン腺が全身にあるため、体臭が強いのです。
皮膚や毛の汚れ
老犬の加齢臭の原因の2つ目は、皮膚や毛の汚れです。
犬は自分で身体の汚れを舐めて落としていますが、老犬は筋力が低下してうまく汚れを落とせなくなっていることも多いです。
なぜなら、自身の身体を舐めるには、首を大きく曲げたり足を持ち上げる必要があるからです。
そのため、自身の身体の汚れを上手く舐め落とすことができず、臭いの原因になってしまっています。
目や耳の汚れや病気
老犬の加齢臭の原因の3つ目は、目ヤニや耳垢が溜まって汚れている可能性です。
犬の皮膚や耳の病気や耳垢があることで臭いを発することがあります。
また、犬が耳をよく振る場合は、耳ダニや外耳炎の可能性も…。
特に耳が垂れるタイプの犬種は、耳の中が蒸れやすいために臭いが発生しやすいです。
目の汚れも同様に、目ヤニが出ることで目の周囲が汚れて臭いがすることもあります。
排泄物の臭い
老犬の加齢臭の原因の4つ目は、排泄物の臭いです。
老犬の筋力が落ちて力みきれず、肛門周囲に排泄物が残っている可能性があります。
その臭いが、加齢臭の原因の1つになっていることも。
そのため、排便後にはお尻を清潔にしてあげることも、臭いを抑える対策になります。
まとめ
こちらの記事では、犬の加齢臭は何歳からなのか、老犬がシャンプーしても臭いときの原因や対策方法についてご紹介してきました。
人間と同じように犬にも加齢臭はありますが、加齢臭は何歳からなのかや、原因に正しい対処方法をすれば犬の加齢臭もかなり軽減することができます。
ぜひこちらでご紹介した方法を試してみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。