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六人の嘘つきな大学生で嶌の好きな人は九賀か波多野どっち?理由も解説!

『六人の嘘つきな大学生』は異色の「就活×ミステリー」をテーマにした話題作。

登場人物の嶌衣織(しま いおり)は、最終的に犯人を暴く重要なキャラクターです。

そんな嶌ですが、物語の中で好きな人がいると発言。

今回は嶌の好きな人が九賀なのか波多野なのか、『六人の嘘つきな大学生』に張り巡らされた様々な伏線から考察していきたいと思います!

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六人の嘘つきな大学生で嶌の好きな人は九賀か波多野どっち?

『六人の嘘つきな大学生』で嶌の好きな人は九賀だと考えられます。

『六人の嘘つきな大学生』では、IT企業の最終面接に残った学生たちが、最終試験として内定者にふさわしい人材を1人、投票で決めるという課題に挑みます。

その投票で、嶌は最初から最後まで九賀に投票しています。

このことから嶌は九賀が好きで投票していたと考えられるのですが、その後、波多野のことが好きだったよと妹へ発言する場面も描かれます。

なので『六人の嘘つきな大学生』で嶌が好きなのは九賀か波多野かよく分からなくなってしまいますよね。

次で、嶌の好きな人についてご紹介していきます。

 

六人の嘘つきな大学生で嶌の好きな人は九賀か波多野どっちか理由はなぜ?

『六人の噓つきな大学生』で、嶌の好きな人は九賀だと考察できる理由は、

  • 嶌は投票を九賀だけに行っていたから
  • 波多野への好きという発言は彼の弱さについて共感しただけだから

です。

ではそれぞれの理由を詳しく見ていきましょう!

 

嶌は投票を九賀だけに行っていたから

『六人の噓つきな大学生』のたった1人の内定者を自分たちで投票して決めるという最終試験で、嶌は6回の投票をすべて九賀に投票していました。

最終試験の結果、内定者に選ばれたのは嶌になるのですが、8年後に波多野の妹がその試験について「あんなのほとんど好きな人投票みたいなものじゃないですか。好きだから票を入れちゃうんですよ。」と嶌に語ります。

嶌はその時、「本当に鋭い考察だ」と心で思うという描写があり、嶌の好きな人が九賀だと考えられます

ちなみに波多野は毎回嶌に入れており、波多野は嶌を好きだったということも分かります。

 

波多野への好きという発言は彼の弱さについて共感したから

嶌は波多野の妹に「波多野のことが好きだったよ」と発言します。

しかしこれは恋愛感情ではなく、波多野の人間臭さに共感したからだと考えられます。

波多野は参加者の告発を行った犯人として疑われ、アリバイを証明できませんでした。

それから8年後、嶌の元に波多野の妹が訪れ、波多野が死んだことと手紙を預かっていることを告げられます。

手紙には「犯人、嶌衣織さんへ」と書かれてあり、その最後には「嶌さんの秘密がどんなものであっても、それはささやかな一面であり、価値を貶めるものではない。あなたのことが、とても好きでした。」という文章と、コインロッカーのカギが入っていました。

ロッカーの中身は嶌の内定を取り消すための人事あての告発文でした。

波多野は自分のために嶌の内定取り消しを思いついたのですが、結局実行しなかったのです。

嶌はその事実を知り、「好青年のふりをした腹黒大魔王さん」と笑います。

自分を裏切ろうとした怒りではなく、彼もまた弱さを抱えた人だと知ったうえで、そこに共感を持ったのでしょう。

その意味での「好きだったよ」という発言であり、恋愛感情とは違うことがわかります。

本当の犯人についてはこちらで解説しています!

六人の嘘つきな大学生で犯人と動機は?犯人と分かったキッカケも!

 

六人の嘘つきな大学生で嶌は好きな人のどこに惹かれた?

『六人の噓つきな大学生』で嶌は好きな人である九賀の親切で頭の良い所に惹かれたのだと思います。

嶌は足に障害を持っており、歩くスピードが遅い嶌を気遣い、車を障碍者スペースに停めたり、待ち合わせ場所を28階から1階に変更するなど細かいシーンで九賀の親切さが描かれています。

しかし嶌はそのあと、九賀が恋人に中絶させたことを知り、複雑な感情で九賀を見つめます。

彼の裏の顔を知っても芽生えた恋愛感情は消えなかったようです。

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まとめ

今回は『六人の噓つきな大学生』の重要キャラクター、嶌の好きな人について考察してきました。

嶌は親切で頭の良い九賀を好きになったのですが、九賀は採用試験の参加者を告発した犯人でもありました。

また嶌は波多野についても好きだったと発言しますが、それは恋愛ではなく好青年だった波多野にも自分と同じような裏の顔があり、腹黒い部分があったことを知ったうえで、人間的に好きという感情だったようです。

『六人の噓つきな大学生』で嶌の好きな人は九賀か波多野か…と迷うところですが、結局嶌の好きな人は九賀だったんですね!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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