『裏バイト逃亡禁止』はお金に困った黒嶺ユメと白浜和美が大金を稼ぐ為、怪しく危険な裏バイトで怪異な現象や時には危ない人間を対処しながら仕事をする話。
その『裏バイト逃亡禁止』で美術館スタッフの裏バイトをするストーリーがありましたね。
そんな美術館スタッフの話は何巻何話だったのでしょうか。
この記事では、そんな怖そうな美術館スタッフの裏バイトの話は何巻の何話にあるのかをストーリーのネタバレと一緒にご紹介します。
裏バイト美術館スタッフは何話何巻?
『裏バイト逃亡禁止』で美術館スタッフの裏バイトの話は何話かと言うと、10巻108話から110話に記載されています。
美術館スタッフの裏バイト内容は100年ぶりの展示会で展示されている作品を監視することでした。
昼間は観覧するお客様対応がメインで、夜が裏バイトの本番。
夜の美術館では
- 作品はよく見ると昼と形が変わっている
- 作品は目を離すと逃げてしまう
- 作品を見て何故か死んでしまう人もいる
など普通ではない物ばかりを展示しているのです。
美術館スタッフの裏バイトは無事に終われるのか気になりますね。
次で詳しくご紹介していきます。
裏バイト美術館スタッフのストーリーネタバレ
『裏バイト逃亡禁止』で美術館スタッフの裏バイトの最後はどうなるのか、ストーリーのネタバレを紹介します。
今回主人公達に依頼された美術館スタッフの裏バイトは、
- 芸術家の上坂象太郎が「たつ子」という女性をモチーフにした作品の展覧会
- この展覧会はなんと前回から100年振りの再開となっていて、特に怪談好きやオカルトマニアに人気
- 昼は作品を見に来たお客様の対応をして、夜は朝の6時まで作品を見張る事
- 注意事項は「作品をよ~く見張って逃がさない」
という内容の裏バイト。
一見簡単そうな仕事に見えますよね。
ですが、初日から
- 昼間でも作品を鑑賞中に人が泡を吹いて倒れる
- 作品を見に来た人達は皆「眼福」と感想を言い合い、倒れた人も鑑賞対象にして「眼福」と不気味な感想を言う
- 目を少しでも逸らすと動く作品達
- 完全に目を逸らした裏バイトの人達は恐怖の顔で倒れている
など、普通では理解できない出来事が続きました。
作品を見張る仕事とは泥棒などに盗まれるなど人為的な事では無く、作品自体が逃げるという怪異現象の事だったのです。
しかし、そんな普通ではない事が起きても仕事をするのが裏バイトなので、美術館スタッフの仕事を続けるしか道はありません。
倒れた人達分を急に補充はできないので、作品を見張る人数を3人体制から2人に変更して続けます。
- 似たもの同士の頼りないくてビビりの大家睦美(おおやむつみ)と長(ちょう)の2人で見張る
- 誰もいないはずの後ろから音がするが、作品を見張る為に振り向けない
- 見張っている目の前の人形が無表情から不気味な笑顔に変わる
- 大家は後ろから気配を感じつつ大丈夫と自分に言い聞かせる
そしてあまりの恐怖に大家と長は視界が狭まり真っ暗になって気を失ってしまいました。
2人は気を失って後ろにいるモノを見ないで済んだので命は助かったようです。
美術館スタッフの裏バイト3日目からは
- 裏バイトの人数を増やす
- 作品から目を逸らさないよう注意する
などを気を付けたお蔭で作品も逃げず、美術館スタッフの裏バイトはなんとか最終日を迎えました。
美術館スタッフの裏バイトは簡単な内容ですが、恐怖を感じる仕事でしたね。
原作の「たつ子」の絵がとても不気味で怖いのでこの記事を読んでから『裏バイト逃亡禁止』を読むのがお薦めですよ。
裏バイト美術館スタッフで逃げた「たつ子」のその後
美術館スタッフの裏バイトで逃げてしまった「たつ子」のその後は
- 「上坂象太郎のたつ子展」に行った人達の家の中や、すぐ後ろに不気味に寄り添っている
- 展示会に行っていないと思われる親子の家の薄暗い物置で佇んでいる
など、元の場所には戻らずこれからも恐怖を沢山の人に伝えていくようです。
そもそも「上坂象太郎のたつ子展」は100年前も死んだ人や、精神異常をきたした者などが多数でたりするので有名な作品。
何故知ってて展覧会をしたのかと言うと、美術館を運営した館長は
- 芸術の条件は見る人に伝える事ができるのが本物
- 「たつ子」ほど見る者の精神に影響を与える芸術は無い
- 本物が倉庫の奥に閉じ込められている事が我慢できなかった
そんな自分勝手な理由で展示会を開催して恐怖を広げていたのです。
館長のように今後も「たつ子」は人から人へ恐怖の伝播を続けて行くと思うと怖いですね。
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まとめ
この記事では、裏バイト美術館スタッフは何話何巻と、ストーリーのネタバレを紹介しました。
美術館スタッフの裏バイトは10巻108話から110話までで、怪異な展示物達を美術館から逃げないように監視する仕事でした。
何とか美術館スタッフの裏バイトを終われた主人公たちですが、何体かは逃げてしまったまま…と不気味な終わり方でしたね。
ぜひ『裏バイト逃亡禁止』の10巻を読んでみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。